
夫と再婚して15年。
15年のうち11年程ずーっと借金に追われる生活をしています。
私は借金を返済するために再婚したのか?と思うほど、お金に悩まされてきました。
元々私も借金依存症の体質なので、夫のことばかり悪く言える立場でもないけど。
でも、「人の振り見て我が振り直せ」ということわざの通り、夫を見て自分を見つめ直すことができました。
なぜ私は夫の借金に振り回されるのか?
なぜ私は夫と人生を歩んでいるのか?
なぜ私は夫の問題を抱えて生きているのか?
ずっとずっと自問自答してきました。
そしてやっとたどり着いた答えは・・・
借金は夫の問題であって、私の問題ではない!
ということ。
私が夫に依存しているから、ずーっと借金に苦しめられていたんですね。
私が朝から晩まで働いて、借金を返しても返してもまた借金をする夫。
支払いがどうにもならなくなると、この世の終わりかのようにうなだれて、私に支払いを求めてくる夫。
支払いができないと言えば、怒鳴る、暴れる、女に逃げるという暴挙に出る夫。
自分を見つめることが出来ず、いつも人や周りのせいにして現実から目を背けてしまう夫。
夫自身と似たような人を批判するのに、自分も同じだと気づけない夫。
忠告してくれる人は敵だ・・・と背を向けてしまう夫。
そして、そんな夫をどうにかしようと、必死になって支えているつもりでいたバカな私。
一緒に生活している以上、借金をしていれば生活に支障をきたすのは当然なので、確かにどうにかしなきゃいけないんだけど。
普通の夫婦ならば、お互いに支え合って補い合って生きていくのが理想でしょう。
でも、どちらかが依存症の場合は、この支え合って補い合って・・・という部分を間違えているので、一緒に地獄に堕ちてしまいます。
そう。まさに今の私たち夫婦です。
自問自答しながら10年以上も過ごしてきてようやく気付いたのは、この「支える」「補う」という意味の取り違えでした。
普通の夫婦なら、夫の給料で生活が苦しければ妻が働きに出て不足の生活費を補いますよね?
そうやって夫婦で力を合わせて、幸せな人生を手に入れていきます。
でもどちらかが依存症の場合は、夫の給料だけでは生活出来ないから妻が働きにいく・・・という同じ行動でも、ちょっと意味が違ってるんですよね。
依存症の場合、夫の給料だけでは支払いが出来ないから、妻が働きに出て変わりに支払いをしているだけ。
これ、夫婦で支え合っているなんて思ったら大間違いです!
夫の給料の不足を補うという同じ行動をしても、本質が違うから結果が違って当たり前でした。
私がしなきゃいけなかったことは、夫の代わりに支払いをすることではなく、私は私の人生を生きること。
借金をやめろと言って、本当に借金をやめるのか、借金をし続けるのかを決めるのは夫。
借金をして困るのも夫です。
そんな簡単なことに気づけないほど、夫に依存していたんですね私。
仕事を辞めて債務整理をしたのは、夫への依存から脱出するためです。
夫に依存しているのは私の問題だから。
夫が借金するのと、私が夫に依存するのは別問題です。
ここに気付いて腑に落ちたら、夫の借金に悩まされることはなくなりますね。
私名義の借金は、もちろん夫に払ってもらいます。
もし夫が払わなくなったら?
私が働きに出て支払いするか、自己破産するかその時に決めます。
借金から解放される最初の一歩は、夫への依存をやめることでした。
もう借金に悩まされるのは嫌!!
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コメント
コメント一覧 (2)
人様の旦那様に大変失礼なこととは思いますが、私は仕事でそういった方たちと関わることが多々あります。
借金癖等のお金の管理、ものの考え方、同じような人が家族にも数人、話が通じない等、可能性はあると思います。
わかったからといって何がよくなるというわけではありませんが、発達障害は発達障害同士引かれ合うというのもあります。
そしてなおるものでもありません。借金癖は治らないと思います。
お金そのものを使えない状態にするしかありませんね。
コメントありがとうございます^ ^
やっぱりそう思いますか・・・。
私も発達障害を疑った時があります。
ただ、夫自身の借金の管理は出来ないけど、会社での見積もりや経費、利益率などの計算はズバ抜けているようで、社長に重宝されているんですよね。
お金の管理全般が苦手ならアスペルガー等を疑うのですが、夫自身の借金のみなのでそこが発達障害なのか依存症や毒親が原因なのか疑問になっているのです。
まぁ、どちらにしても借金癖は治らないと言うのが現実でしょうけどね。
「発達障害同士引き合う」ということは、私も疑わしい可能性があるってことですよね?
これも完全否定できない自分がいます。
借金癖を治すよりお金を借りれない状況を作ることが賢明ですね。
貴重なご意見を聞けてよかったです。
ありがとうございました!